今回は従業員を喰い物にするブラック企業はホワイト企業になることはないんじゃないか…という話をしたいと思います。
ブラック企業=社会的に存在意義がなく、業績が不安定で、人の出入りが激しい。常に人手が不足しているのでそこで働く人たちは長時間拘束されるものの業績が良くないので安月給。ブラック企業のことをそんなイメージで捉えて読み進めてください。
こういったザ・ブラック企業が、何かをキッカケにしてホワイト企業になる可能性はあるだろうか?
否。ホワイト企業に転身する可能性は0ではないが、限りなく低いでしょう。
僕が以前働いていた会社の社長はよく言ってました。
「もっとボーナスを払ってやりたい」
「もっと休みを取らせてやりたい」
「もっと早く帰ればいいのに」
業績が悪化した会社、競合ひしめく過当競争業界はそんなこと言ってられないです。結局、社長がよく言ってた言葉は何1つ真実になることはありませんでした。
ブラック企業はブラック企業のままでしたね、何も変わることなく。
逆に言うと、ホワイト企業は突然変異で生まれるものではないということです。
個人的にホワイト企業は歴史が長い企業かつ東証一部に上場している会社に多いと思っています。試みにその一社を調べてみたことがありますが、創業者は会社が今ほどに発展する前から社会的存在価値の確立とそこで働く従業員の幸せの両立の重要さを説いてましたよ。
今は大企業ですが、この会社は小さな頃からホワイト企業だったんです。まぁ、創業の頃の話を辿ると無茶苦茶ヘビーワークだったっぽいですけどね、皆(^_^;)
でも、嫌々やってるような感じではないです。
僕はホワイト企業になれるかどうかって、その会社が儲かってるかどうかというのが大いに関係していると思います。
儲かってないのにホワイト企業、なんていう会社は存在しないのです。
だから、僕は会社を選ぶときは業績を凄く重要視すべきだと思います。
できたら、業界トップの会社で働きたいですよね。もしくは業界上位を狙えるだけの条件が揃っている会社。
魅力に劣るブラック企業には優秀な人材は来ないので、悪化していく業績に歯止めを掛けることが大抵できません。
僕は業績が悪化した会社を立て直すだけの真の経営者、コンサルタントなんて人を見たことはありません。
良い会社は昔から今も良い会社なんです。
昔は評判が良くなかったけど、今は良い会社と言われているなんて会社を探すのは止めて、歴史を持ったホワイト企業に如何に入社するかを考えましょう。