これから忙しくなるのに人が集まらない、、、という話をうちの人事から聞きました。正確に言えば、「まともな人材が集まらない、、、」ですが。
1年で転職を5回ほど繰り返しているみたいな人生舐めてる人間しか応募してこない…って嘆いてましたw
まぁ、正社員ではなく、派遣社員の募集ですがね。 時給は見ようによっては高いのですが正社員に比べると派遣社員はボーナスがないし条件としては良くはないので出来る人間は見向きもしません。
でも、うちの会社は正社員の募集をするつもりはほぼないみたいです。すぐに人員調整が出来る派遣社員の方が使い勝手がいいので、首を切りづらい正社員はあんまり増やしたくないみたいです。
結構、うちみたいな姿勢で年間の人員調整をしている会社って多いんじゃないかなぁ。クソ忙しくなる2月3月はめちゃくちゃ短気派遣を入れて、事態が収まったら「ありがとうございました、また忙しくなったら宜しく、サヨナラ」みたいな。…なんてドライな会社なんでしょう。
正社員ならば難しい仕事に挑めよ。
派遣社員と正社員を使い分けるような会社で正社員に求められることと言えば難度の高い仕事です。正社員が難しい仕事をするので派遣社員さんには簡単な事務作業をひたすらやって正社員を支えてくださいといった構図です。ただし、上層部が描いている理想像ほどは上手くは回っていませんw
難度の高い仕事ってクレーム処理とかルーチンではない仕事だったりしますが、この前言ったように「新しい仕事を作る」というのも含まれています。別に今の仕事はすぐに飽和するとは思いませんが会社としては成長を望んでおり、そのためには新しい仕事を作って、新たな収入経路を増やさないと売り上げ増は望めないだろうということで正社員にはそのための動きを求めてきています。
ただし、難度の高い仕事を避けているダメ正社員もいますし、目の前の仕事に忙殺されて新しい仕事を作るなんて絶対無理!ってブツブツ文句言っている正社員もいます。一度正社員になってしまえばそう簡単にクビになりませんし、非正規社員に降格されることもありません。とても安泰です。
僕個人的には意識が欠如している戦力外君、オミソさんたちには全く興味はなく職場で絡むつもりもありません。むしろ、早く消えてくれないかなぁ…なんて思っているぐらいなんですが、彼ら彼女らは運だけは人一倍強いのか、のうのうと生きています。
シャッフルしてもらえるなら格差社会大歓迎。
格差=よくないもの、と捉えられている風潮がありますが、僕的には別に守らないといけない人たちが守られておらず、守らなくてもいい人たちが守られている現実に疑問を持っています。世の中にはもっと頑張っている人がいることを知っているだけに、ただ毎日のうのうと生きるこの人たちを見て、この差はなんなんだろう?と切ない気持ちになってしまいます。
評価されるべき人間はきちんと評価されるべき、と思うのは単なる理想論なのかもしれませんが、備えていない人間を振るい落とすぐらいのことはしてもいいんじゃないかな…と最近良く思います。もっとシャッフルの機会を増やして適切な評価が下されるべきかと。
結論。働く会社って大事。
あぁ、この人たちって他の会社に移ったら使い物にならんのだろうな…と思っちゃう人がうちの会社には多いです。そんな人たちでも人間らしい暮らしができているんだからどこで働くかって大事だな…ってつくづく思います。本当に出来る人は切磋琢磨できる環境を求めて外資系の会社に移ったりしているようですがうちを辞めたら働き先がないのでしがみついている人たちも沢山います。
働く会社で人生が決まってしまうのが今の日本ってことです。良い会社に入れるかどうか、その人の人間性ややる気、頑張りはあまり関係ない…。そうなんです、人生とはドライなんです。最終的には運じゃねぇか…と切なくなってきます。
っちゅうことで会社の仕事に忙殺されないような人生を歩みたいと思います。会社の仕事はA+を狙うぐらいでほどほどに、あとはプライベートの時間を充実させて少しでも人生に彩りを加えられたらいいなと思っております。