引用:経済産業省 人材ニーズ調査
不動産業界は厳しい業界、人材の出入りが激しい業界と思われているが、そういった離退職の多い不動産業界で活躍できる人間はどういった能力や性格を持っているのだろうか。
冒頭の経済産業省による調べを見てみると不動産業界で活躍するにあたり大事な能力、性格、資質として挙げられているものは以下の6つである。
「情報収集能力」「計画力」「交渉力」「自立性」「競争心」「パソコン活用」
ひとつひとつ見ていこう。
「情報収集能力」
これは顧客のニーズを探るところから始まり、その人が何を求めているのかを分かった上で、そういった物件を自分のネットワークを使って探すという能力のことであろう。
確かに不動産業界で結果を残している人間は顧客のニーズの察知、今何が求められているのかを常に意識しているし、業者との付き合いもおろそかにせず未公開物件などを優先的に回してもらっていた。
「計画力」
これは全くその通り。計画なくして目標達成はない。
一回の取引で大きなお金が動く不動産の取引ではギャンブル中毒のようなデカい案件しか狙わない輩も多いのだが、安定的な成績を上げている人間は結果が出ていないときも落ち着いて自らが決めた計画を遂行していた。
焦ることなく、決めたことをやり続けるという愚直さが最終的に大きな実りを得る決め手と言える。
「交渉力」
買主と売主の主張は互いにぶつかり合うもの。
買主は安く買いたいし、売主は高く買ってもらいたい。
その間に入って仲介する立場の人間には相反する主張をまとめる交渉力は必須である。
「自立性」
独立しやすい不動産業界において、いつまでも誰かの庇護の元、仕事をし続けたいなんて甘えは許されない。
自らの城を構えて一国一城の主に将来はなりたいんだ!という野望を持った人間こそが活躍する業界である。
「競争心」
顧客情報の取り合い、成績の競い合い、物件の取り合い、社内のポジションの取り合い…。
不動産業界で働くなら競争と無縁というわけにはいかない。
常に厳しい競争にさらされ、競争に勝った人間は多額の報酬を受け取り、負けた人間は負け犬のようにすごすごと立ち去る。
そんな実力第一の世界を望む狩猟系の人間が巣食っているのだ。
「パソコン活用」
チラシを自分の手で撒くという地道さが以前は求められていたが、時代よ移り変わりとともに顧客の不動産の探し方にも変化が生じてきた。
自社独自のホームページはもちろん、ファンができるようなブログやFacebookの上手い活用ができる人間には飛び抜けるチャンスが多く回ってくるだろう。
以上。
不動産業界での転職を考えている人のために活躍するための能力や性格、資質のお話をした。
全て当てはまってるという人は中々いないかもしれないが、勇気を出してチャレンジして欲しい。
結局、勇気を振り絞って果敢にチャレンジする人間が望む結果を手に入れている業界だ。
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