「不動産の営業=稼げる」という印象を持ってる人は多い。
加えて、不動産は衣食住に関わる仕事だから簡単に廃れない→食いっぱぐれないというイメージも手伝ってか不動産業にチャレンジしようという人は後を絶たない。
KYな僕がそんな稼ぎたい奴集まれ的なポジションになってる不動産の仕事に一石を投じたいと思う。
僕が投じたいテーマは「別に不動産業じゃなくても良くね?」である。不動産業に勤めることが既に決まってるという方は本記事を読んだところでモヤモヤするだけなのでスルー推奨である。
本当に不動産の仕事は稼げるのだろうか。
この問いに関する僕の答えは「稼げる仕事もあれば稼げない仕事もある。」である。
ここんところ、詳しくは不動産の業種別平均年収を確認いただきたい。
とりあえずこれを見る限りでは賃貸仲介は悲惨ということが分かると思う。逆に事業用不動産のオーナー業とかはいいねぇ〜といった印象を受ける。
不動産の仕事はすべからく稼げる、というのは幻想で業種によって稼げるものもあれば稼げないものもあるというのが実際のところなのである。ここから先の考え方が非常に重要だと個人的に思うのだが、「では、果たして不動産の仕事で割の良い仕事はあるのだろうか?」と考えてみよう。
とりあえず賃貸仲介は…ない。 ないです。確実にない。
じゃあ、事業用不動産のオーナー業は?
そういう仕事に就いたことがないので詳細は分からないけど割の良い仕事っぽい印象は持っている。ただ景気に左右されがちなのと、求人が少ないというイメージも合わせて持っている。事業用不動産のオーナー業の仕事です♪という求人、ほとんど見たことないよ…。なんだろ、ほぼ内輪で採用が終わっちゃってるのかな…。本当にレアな職業だと思う。
じゃあ投資用マンションの分譲は?
事業用不動産のオーナー業に次ぐ平均年収であるが、この仕事も稼げる仕事に分類されると個人的に思ってる。不動産関連のサラリーマンので2000万以上稼いでいる人間を見掛けるのはほとんどこの職種の人だったりする。
でも、キツイ。割り切りというか、情弱や断れない人を見つけて強気にセールスしまくるという精神力が必要。僕みたいに今後不動産投資ってどうなの?と不安を抱えている人間には務まらない仕事だと思う。
若いうちから断トツに稼いでる人間が多いのが投資用マンションの営業だが、この人たちが年齢を重ねた後、どんなことをやっているかは情報が全く出てこないため1mmも想像できない。いつまでも現場で頑張れないだろうから現場から退くときは訪れるんだろうけど、その後どんな仕事をしてるんだろう。全くの謎。
あとは売買仲介とか。→これは負荷に応じた報酬体系のお仕事だと思います。負荷が重い分、報酬も高めという。
さて…、この中に割が良い仕事なんてあるだろうか?? うーん、事業用不動産のオーナー以外に俺はそういうイメージを描けないな…(^_^;)
不動産より証券マンの方がよほど稼いでると思うけど?
最近証券会社と何かと縁がある僕ですが20代で1000万以上稼ぐ人を比べたら証券マンの方がよほど不動産の営業マンより多いと思います。大手証券会社ともなると28歳の課長で年収1200万とかザラです。投資用マンションの分譲営業もそうだけど「投資関連」の仕事は本当にお金が渦巻いてますな〜(^_^;) 向き不向きは確実にある仕事ですけどね。
証券マンもキツイ仕事と言われるけど、同じキツイなら稼げる方で頑張りたいよねぇ。俺はこういった投資関連の仕事に適性ほぼないからノーチャンだけどw
不動産の仕事=稼げるとか言ってる場合じゃない。
証券マン=稼げるに認識を改めた方がいいと思うよ。
ただ、興味がなくて調べたことがないから間違ってるかもしれないんだけど、証券マンの求人ってほぼ新卒採用で人が回せてるんじゃないかな。不動産みたいに未経験の人にも門戸を開いているといったガバガバの業界ではないと思う。稼ぎたいなら証券マンになれば?と言いたいが、良い大学に行って就活を相当頑張らねば入れない人気業界のため中途には縁がない仕事なんだろ〜な〜と思います。それに比べて不動産の仕事って万人に分け隔てなくチャンス(未経験、フリーター、どんと来い♥)を与えているという意味で凄く重要な業界なのかもねw
PS
FP2級を勉強中の僕ですが、この前、接客してくれた野村證券のおっちゃんが流石のCFPを持ってました。
おおぉ…( ̄o ̄) オオー!
喋りはあんまり上手くなかったけど、更新費用がメチャ高いCFPを持ってるというだけで、その人を見る目が変わりました。
資格って凄いねw 試験まで残り50日を切りました…orz