不動産業界で働いている人は転職先も不動産会社と考えることが多いです。これまで培ってきた知識や経験をそっくりそのまま活かせるので同業他社への転職が最も効率的ですし、想定外の事象が起きづらいから安心ですよね(^_^)a
僕自身、そうやって転職先を見つけましたし、新しい職場ですんなり業務に馴染めたのは「前職と同じ不動産会社であること」が大きな理由と考えてます。
大前提として、僕は同業界での転職をおすすめしたい派なんですが、この前、ウチの職場から畑違いの投資銀行(世界一有名なところ)に転職していく人が出まして条件次第では未経験職種への転職もアリだな、と思いましたので、僕なりの転職のコツなんてものを書き残しておこうと思います。
目次
幸せは歩いてこない、だから歩いていくんだね。
これ、本当に転職の大原則だと思ってるんですが、良い会社からヘッドハンティングのお話しなんてまず来ません…(^_^;)
どんなに仕事が出来る人でも、転職市場に自ら打って出て「条件次第で転職することを現在検討中ですぜ!」と声高にアピールしなければ、良い会社に入社することなんてできません。
不動産投資とちょっと似てます。
「不動産投資に興味ありますか~?」と時折掛かってくる失礼な電話がありますけども100%クズ物件を紹介されます。絶対に良い物件の紹介はされません。やはり、良い物件(収益率が高く、空室リスクが低い)は、自ら動いて探しに行かねば見つからないわけです。幸せ(良い物件)は向こうからやってくることはありません、自分が歩いていかねばならないのです。
なんか似てますよね?
転職→幸せ(良い会社への入社)は向こうからはやってこない。
不動産投資→幸せ(良い物件を購入)は向こうからはやってこない。
だから自分が歩いていくんだね。
まさしくその通りなんです。
DODAの「条件は、今よりいい会社。以上。」かムカつくけど正論な件
通勤電車の中とかで時々見かけるDODAの広告。
キャッチフレーズは「条件は、今よりいい会社。以上。」
なんか、この言葉に無性に腹が立つんですが、その理由は何でしょう??
多分腹が立つ理由はいい会社にそんなに簡単に転職できるなら誰も苦労しねぇよ!という世の不条理をDODAが分かっていないところなんですかね…。有効求人倍率は好景気のときのそれである、なんてニュースが度々報道されますが、実際僕らが目にする求人は「ないわ、絶対。」と思っちゃうようなものばかり…。
そりゃ、今働いてる会社よりいい会社なら喜んで転職するけど実際はそんな求人全然見かけねーよ!という憤りと、例え見掛けたとしても書類&面接に全然通らねぇよ!という二重の罠に苛まれます(苦笑)
では、いい会社に入れる裏ルートはあるのか。
求人マニアだった僕が断言させてもらいますけど、いい会社に入れる裏ルートはありません。
みんな普通にリクナビとかマイナビとか大手求人サイトを使って中途採用してますもん。で、倍率30倍とか酷いことになってしまってるわけですわ(^_^;)
逆に身の回りで裏口入学ならぬ裏口入社してきた人なんかいないでしょ?隣の国では結構そういうところがズブズブと聞きますが、日本のビジネスシーンは結構クリーンな感じなんですよ。ドライとも言えますが。
今すぐの転職を考えてはいなくとも…
ということで、最初の幸せは歩いてこない~という理屈から繋げて上手くいく転職のコツをお話しさせていただきますと…
(1)良い会社に転職をしたいなら自ら歩いていく、具体的には求人サイトに登録して自分が今、求職中・転職検討中であることを企業にアピールする
↓
(2)世間が言うほど景気は良くないw なので畑違いでも今よりいい会社ならば検討する。まったくの未経験分野にもいい求人があるかもしれませんよ!
↓
(3)基本、書類も面接も落ちる。だって倍率30倍とかだもん。少しでも受かる確率を上げるために資格とか取るわけだしね。裏ルートはないので、落ちても過剰に気にすることなく活動を続ける。
↓
(4)いつか運とタイミングで今よりいい会社に入社するチャンスに遭遇する。迷わず決断する。
以上
まぁ、まとめてしまうと簡単そうだけど、各所に心を折れさせるようなしんどいイベントが待ってます。魅力的な求人がない、書類審査で落とされる、面接で落とされる、などなど…(^_^;)
強いメンタルが必要ですねw
けど、止まない雨はないように、いつかいい会社への入社チャンスがあなたにも訪れます。それまで心折れずに歩いていたいものです。