僕は25歳で働き始めた。
大学を22歳で卒業して3年間、フリーター(という名のギャンブラー)をしていたのだ。当時は「就職氷河期」と騒がれており、今みたいに就職内定率が9割を超える時が来るなんて想像できないほどお寒い時代だった。(バブル時代に内定者に対しての接待があったとか未だに信じられない…汗)
プライドだけは高かったので、大学を卒業して普通に会社に入って、大してやりたくもない仕事をするだなんてお断りだぜ!と強がっていた。
フリーターをしていた3年。金銭的な面で親に迷惑をかけたことは一度もなかったが、定職に就かず、日々ギャンブルに明け暮れていた僕に対する「お前、働けよプレッシャー」は年々強くなっていった。それが臨界点に達したとき、僕は社会に出て働くことを決心した。
そのときに感じたことを今、思い出しながら、この文章を書いている。びっくりするくらい内定率が高い時代なので、就職氷河期を過ごした当時の僕が感じたことが参考になる人なんてごく僅かだろうが、実際に経験してきただけに僕はフリーターからの就職には一家言あるのだ。
僕みたいに不動産業界で社会人デビューする人の心構えはコレ↓↓ これを聖書(バイブル)と思って読み込んでほしい(^_^;)
参考になる意見を言ってくれるのはいつも経験者。
以下の4コマ漫画を見てほしい。
笑えるようで笑えない話しである(^_^;)
だがしかし。 フリーターからの就職・転職は、普通に就職活動をして新卒入社した人には語れない何かがあるのだ。それが何か私がズバリ言ってしんぜよう。
フリーターは自信がない。それが問題。
自信があり過ぎても困るが、大半のフリーターは自信がない。それが大問題だ。
僕も3年間ギャンブルしかしてこなかったので、社会人不適合者とみなされるのではないか。僕の話しなんか面接官は聞いてくれないんじゃないか。ということを心配した。
自信がないから自己PRすることがない。志望動機もうまく言えない。履歴書に何を書けばいいのか分からない、というのがフリーターが抱える三重苦ではなかろうか。
僕はムカつくから、3年間のギャンブルで買った金額とグラフを履歴書に張り付けてやったわ。←劇薬だったけど、体育会系の会社の社長にはウケましたわ。最初に内定って言われたところで働こうと思ってたから2社しか面接に行ってないけどあの履歴書の反響はヤバかった(;^_^A
もう開き直るしかないわけですよ。だって3年間ギャンブルしかやってないんだから。
9割の会社から拒否されても、残りの1割の会社が「お前、面白いな!ウチ来いよ!」って言ってくれたなら就職活動なんて勝ちやん? だからさ、フリーターの就活で必要なのは開き直りだと思うんだよね。半分冗談で半分本心。自分がやってきたことをまずは自分が認めてあげないと採用したいと思える人材として相手の目に映らないよね。
世のフリーターよ、あんまり自分を落とし過ぎんなよ。
アメリカ帰りの新庄剛志の男気に憧れたこともあって、僕も最初に内定と言ってくれた会社で働こうと思ってました(新庄もメッツ退団後、日ハムが最初に声を掛けてきたから入団を決めた)
が、僕は新庄のこの男気溢れる決断を真似たことは悔いている。
もっとアグレッシブに就職活動をした方がよかったからだ。縁もゆかりもない土地の地場不動産会社の社長に気に入られたので入社を決意したが、もっと良い条件の会社を探しても良かったと思ってる(まぁ、それでも内定がGET出来たのはゴリゴリの営業会社ぐらいなもんだろうけど…)
アグレッシブな就職活動。←これってかなり大事だと思う。この前、とあるコンサルティング会社の評判を見ていたら、来期の給料は人事との交渉で決まるのでアグレッシブじゃないとやっていけない、という意見を見掛けてから積極的な姿勢(アグレッシブさ)って確かに大事だよな~と思うようになった。
つまり、まとめるとさ、経験者の意見を聞いて、己がやってきたことを肯定して自信をもって、アグレッシブに就職活動をすれば良い未来が拓かれるのではなかろうか…と思うわけです。
PS
僕の意見を聞きたいというガチの転職相談をこれまで何度も受けております。とある女性相談者からは「
守備範囲は不動産会社ぐらいなもんですが、何かフリーターとして就活する中で不安な点があれば僕にメールください(^_^)v
フリーターが就職活動するならジェイックを使うといいですね。ジェイックは10年以上、既卒・第二新卒・フリーターの就職・転職支援をしている会社です。