以前勤めていた会社では驚くことに留守番電話機能を使っていなくて、22時だろうが23時だろうが電話が掛かってきたら、1コールで電話に出たもんです。
数字を抱えている営業マンとしては顧客からの問い合わせはチャンスですからね、取り合いでした。
でも、取引をしている不動産会社さんや管理会社さんは18時以降は「本日の営業時間は終了しました、お手数ですが営業時間内に改めてお掛け直しください。」なんてアナウンスが流れるわけですよ。
ここは終わるの、いつもはえぇなー、もっと働けよーとそのときは思ったものです(苦笑) でも、おかしいのは僕が働いていた会社でしょうね。
そもそも22時とか23時に電話を掛けてくる人はおよそまともな考えではありません。
「あ、つながったー!」なんて電話の向こうで話していたりするんですけど、普通繋がるわけないと思って電話掛けませんよね。
コンビニじゃないんだから24h営業しているわけもなく、常識的に繋がる時間というのは分かるでしょ?ってなものです。
バカみたいに夜遅くまで電話を取る姿を見て僕はその愚行を辞めようと思いましたよね。僕が店を管理するようになってからは20時には留守番電話にセットするようになりました。それでも非営業会社に比べたら遅いですけどね。
優良企業はコンプライアンスがしっかりしているので残業に関してもシビアです。
もし、あなたが既に不動産会社で働いていて、あまりの労働時間の長さに嫌気が差しているなら、今までに取引をしたことがあり、ここは早く営業終了するよなぁという会社に移ってはどうですか?
僕はそうして今の会社に移りましたよ。なんかヌルそう…というイメージを持っていました…。案の定、ヌルい会社でした(笑)
営業マンって抱えるストレスに比べて本当に報酬が少ないよなぁってつくづく思います。
誰だって深夜に顧客対応したくないでしょ?そんなの当たり前です。
それをやれという経営者の頭がおかしいでしょ。どうしてもやれというなら特別な報酬を出せよってなもんです。
深夜料金とかないのに真夜中まで働かせることが横行しているのは不動産業界の良くないところですよね。