宅建を持っていればありつくことが出来る楽な仕事がある。
宅建おじさんだ。
ただし、月に25万が限界だと思う。ときどき都心部の不動産仲介会社がこの宅建おじさんの求人を出している。契約の説明だけきちんとしてくれ。というのが任せられるお仕事。きちんと説明ができれば数字的なノルマはなし。
つまりは名義貸しみたいなものだ。
仲介に特化した会社だと「資格よりも売上!」というスタンスで仕事をしているところが結構多く、宅建保有者が社員数の1/5を割りそうな危ない会社があったりする。そういう会社は社員に宅建の取得を促すという判断が出来ず、どこからか宅建保有者を引っ張ってきて一時的に乗り越えようとするわけだ。
だから、宅建おじさんの仕事は重要事項の説明と契約書の捺印のみ。それだけ真面目にやっていればいい。ただ、ずーっと同じ会社で働き続けることができるかは微妙だ。
そういう根本の解決をせず、その場のしのぎで何とかしようとする会社が長く存続できるとは思えないので潰れることもあるだろう。そういった場合はまた違う会社に宅建おじさんとして移るしかない。
とにかく楽な仕事だ。
営業マンは何が辛いかって、数字を抱えることによるストレスが一番キツい。営業マンに比べれば宅建おじさんの負荷なんてゼロに近い。僕は結局事務方を選んだが、宅建おじさんという手も正直悩んだ。
とにかく自分の時間を確保して、勉強や副業にきちんと時間を投資することで、腐り切った今の自分の人生から脱却したかったのだ。サラリーマンをしていれば満足できるほど収入があるというのであれば幸せなことだが、正直今の日本ではそれはキツい。今後も期待出来ない。2020年のオリンピックまではある程度の経済状態を維持するかもしれませんが予想される人口推移から判断するかぎり経済はヤバくなるでしょう。
危機に備えて生きていきましょう。